東北電力は、29日午後7時ごろ、宮城県の女川(おながわ)町にある女川原子力発電所2号機を起動し、東日本大震災で停止してから約13年半ぶりに再稼働させました。この原子炉は、事故を起こした東京電力福島第一原子力発電所と同じ型で、同タイプの原発では初めての再稼働となります。
宮城県にある女川原子力発電所2号機が再稼働しました。沸騰水型軽水炉(BWR)では東日本大震災後初めての稼働です。東日本では「原発ゼロ」が解消します。経済産業大臣の時に、安全対策に万全を期した上で、再稼働に向けた取り組みを進めてきました。女川原発も訪れ、安全対策工事を直接確認しました。電… GHWCnWirrI
— 西村やすとし NISHIMURA Yasutoshi (@nishy03) October 30, 2024
震災で被害を受けた地域の原発が再び稼働するのも今回が初めてです。
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正常化への一歩とはいえ、その道のりは長いものです。東電柏崎刈羽6号機は再稼働の準備が整っているものの、地元合意が得られず未定のままです。また、稼働可能な原発の数も限られており、西日本との差は依然大きい状況です。
正常化への一歩と言っても、正常化への道は非常に長いものです。東日本第一号と言われていた東電柏崎刈羽6号機の再稼働は、技術的にいつでも可能な状態であるものの、地元合意の関係で未定になっています。さらに稼働可能な原発の数にも限りがあるため、西日本との差は大きいままです。
— 分電でんこFC(電力・エネルギー業界応援) (@denkochan_plc) October 29, 2024
再稼働の遅れは、国民の財産と資源の非効率な使用を招いていました。過剰なリスクゼロの追求から脱却することが日本の課題です。女川原発2号機の再稼働により、2025年度には火力発電の燃料費が年間約600億円削減できる見通しです。