コミッション(有償リクエスト)プラットフォームSkeb(スケブ)の公式Xアカウントが10月29日、クリエイターに向けて「適切な税務申告と納税をお願いします」と呼びかけました。

 株式会社スケブが運営するSkebは、世界中のファンが日本のクリエイターに対してイラストや音声データを有償でリクエストすることができるサービスです。

 公式Xが29日に投稿した内容によると、クリエイターが都道府県税や年金を未納・滞納しているため、市区役所から取引状況の調査依頼が運営側に毎月届いているとのこと。調査は銀行の入出金履歴から取引先に一斉に実施されており、Skeb内での取引件数や金額は関係ないといいます。

Skebがクリエイターに適切な納税を呼びかけ 差し押さえ等発生でリクエスト募集停止の可能性も
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

 調査依頼は月に複数件発生しており、その都度エンジニアがデータベースを調査して過去の履歴を紙に記載して返送する作業が発生。そのため運営側での事務作業が逼迫しているといい、SkebはX投稿を通じて「適切な税務申告と納税をお願いします」と呼びかけています。

 また売上の差し押さえ等が発生したクリエイターに対して、今後のリクエスト募集を停止する場合もあるとのこと。

 なお調査依頼は29日時点では全件市区役所からのものであり、税務署や国税庁からのものはないそうです。

<出典・参考>
Skeb(@skeb_jp)

(ヨシクラミク)

提供元・おたくま経済新聞

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