これなら裏金問題にあれほど食いついて離れないのも、国会議員の報酬が高すぎる。下げたら社会保障切り詰めないでいけるはずだとかいう妄言をいうやつがいるのも分かる。数字の桁がわかっていないのである。
永江の解析では今回の選挙は
高齢者の医療費負担増に言及した与党が負けた 維新も同様にそれで負けた 国民は減税するとはいうが、社会保障の具体的な見なおし方は説明していない れいわは徹底したバラマキで共産からも議席を奪った 立憲は医療負担の増額はひと言も言わなかった
ということです。
今回の選挙で怖いのは「高齢者の医療負担増に言及すると負ける」ということがはっきりしたこと。これではどの党も言い出せない。そしてバラマキと減税だけを言い続ける。社会保障に日本は押しつぶされ現役は手取りがどんどん減る、国債をばら撒きすぎてインフレと円安が同時にやってくる。企業への重税で大企業はみんな海外に逃げる未来が見えてきました。
ハーメルンの笛吹きのように日本は奈落の底に落ちていくのでは無いかと思う次第である。まあその頃には自分はもういないからいいか(高齢者的見解)。
編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2024年10月29日の記事より転載させていただきました。