事前のNHK調査です。衆院選になにをもとめるか
投票でもっとも重視することに「社会保障の見直し」を挙げる人は2割もいないのである。しかもその見直しとしいうのは私などの「ここを絞って現役負担を下げるべき」というのとは恐ろしく違うものと思う。
なんと高齢者ほど社会保障の見直しを挙げる人が多く、現役世代は少ないのである。これはつまりたった17%の社会保障の見直しを挙げた人も、その多くは「もっと年金を払え」というものであったと推測されるのです。
日本の財政はこのように
全体の1/3を社会保障費が占め、その赤字を先送りにするために国債を発行してその返済が22%という厳しい借金国家であるのだが、原因は少子高齢化である。
防衛費でさえ社会保障費の前ではかすむ金額だ。しかし国民はこれを理解しているのか・・・・
国民の4人に3人は政治家の無駄使いで国が赤字だと思っている東京財団の調査を見て唖然とした。2023年「日本経済と財政に関する国民調査」の結果について
財政赤字の原因については経済学者と一般国民との間では顕著な違いが見受けられた。経済学者は赤字の原因を社会の高齢化で増え続ける「社会保障」とするのに対して、一般国民は「公務員の高い人件費」や「政治の無駄遣い」とする回答が多かった。
つまりほとんどの国民は、国の収支などみたこともなく、国の赤字は「公務員の高い人件費」や「政治の無駄遣い」が原因であって社会保障ではないと思っているのだ。まったく現実を理解していない。つまりお馬鹿国民であると言える。
Threadsなどを見ても「景気が悪いのは自民党が悪い」と言う人ばかりで唖然とする。もちろん責任がないとは言わないが根本的な事は社会の利益が高齢者爆増による社会保障に大半が使われていることが問題なのだが、それを理解している人はたったの2割なのだ。
え・・・日本国民って馬鹿なんか・・
と、この調査を見て唖然としてしまった。