目次
「サンダル禁止」は法律で定められている?

「サンダル禁止」は法律で定められている?

「サンダルで運転」は道交法違反になる?行楽シーズンにやりがちな「実は危険な運転」…なぜサンダル運転がダメ?
(画像=@Furan/stock.adobe.com,『MOBY』より 引用)

夏になるとサンダルで出かけることも多くなります。しかし、サンダルの種類によっては、運転すると違反になったり、危険を伴うことも。これから暑くなるシーズンに気をつけたい、ドライバーの履き物事情を知っておきましょう。

サンダルで運転すると、道路交通法で定める「安全運転の義務」に違反する可能性があります。

その根拠は、「車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。」と定められているため。サンダルのせいで安全・確実な運転ができない場合が、これに該当するからです。

道路交通法に具体的に「サンダル禁止」と書かれていなくても、「運転装置を確実に操作する」という点について支障を来す可能性はあるでしょう。

サンダルを履いて違反や事故を起こせば、その点を問われることになるかもしれません。安全運転義務違反となった場合、違反点数2点、反則金9,000円(普通車)が課されます。