岩坪港を出て1分で猫に出会いました。人懐こく「にゃ~」と鳴きながら寄ってきます。
第一猫の鳴き声に誘われて第二猫も出てきました。早速の猫のお出迎えにテンションが上がります。
どんどん猫が増えてきます。足元に来て体を摺り寄せてきます。そう、もちろん猫たちの目的は「エサ」。でもこのときはアンパンしか持ってなかったのでごめんよーと言ってスルーします。
岩坪の集落はやや傾斜のきつい坂道に沿って作られています。島特有の狭い坂道。こういうの大好物です。車は通れないのでバイクが活躍します。
ここにも猫がいました。今まで訪ねた島の中でも断然猫の数が多いです。もうわかりました。ここは確かに「猫の島」です。
坂を上る途中、地元の方に会いこんなプレゼントを頂きました。なんでもこの先の城山展望台の手前で花畑を作っているそうで行ってみることにします。
展望台までの道を花で彩る「城山の小径」と呼ばれる自作の庭園。思った以上に手が行き届いてきれいでした。いつまでもこの庭園が美しくあり続けてほしいと思いました。
岩坪港から登り続けて20分ほどで城山展望台に到着します。小さな島の展望台なので何があるというわけではないですが達成感があります。曇り空でも周辺の島々が眺められる絶景ポイントです。
手前に見えるのは佐柳(さなぎ)島。実はここも「猫の島」と呼ばれています。
かなり近いのですが佐柳島は香川県。笠岡から行くには土曜日、真鍋島の本浦港から出る週1回の船便しかありません。通常は香川県の多度津港からアクセスすることになります。こんなに近いのに県の壁が厚く本州側からのアクセスは悪いのです。