2月以来の中国地方。岡山県の西端、笠岡市に来ました。すぐ隣はもう広島県です。
笠岡といえばカブトガニが有名。笠岡界隈の瀬戸内海には日本で唯一カブトガニが生息していてマンホールもカブトガニのデザイン。かなりカブトガニ推しですが、今回の主役は猫。笠岡の先に「猫の島」と呼ばれる離島があるのです。
駅から徒歩5分ほどで笠岡港に到着します。目的の島までここから船が出ています。この日は生憎どんよりした曇り空。離島にはスカッとした青空がよく似合うんですが残念です。
笠岡市はその南に笠岡諸島と呼ばれる離島が点在しています。かつては最も大きな北木島を中心に高品質の石が切り出されていたそうで、日本の礎を築いた功績が認められ日本遺産にも指定されています。
今回わたしが行くのは地図の右下にある真鍋(まなべ)島。笠岡港からいくつかの島を経由していくので普通船舶で1時間ほどかかります。海上タクシーなら25分だそうです。10,000円かかりますが大人数なら船(1040円)より安くなります。
それでは船に乗って真鍋島に参りましょう!
真鍋島には2つの港があります。主要な集落があるのが本浦(ほんうら)港。やや小さい集落があるのが岩坪(いわつぼ)港です。
まずは岩坪港で下船しました。笠岡からの船は岩坪港に先に帰港します。真鍋島から出る船は本浦港を出てから岩坪港に寄って笠岡港に向かいます。帰港する順序が往路と復路で変わるので注意が必要です。
さて、先ほども申し上げましたが真鍋島は「猫の島」として有名です。ただ、これまでもいくつか島を訪ねましたがどの島も大抵猫がいました。漁村に猫はつきものです。真鍋島はそんなにたくさん猫がいるのでしょうか。