「私は何のためにネットを使っているのか?」
【衆院選結果】「裏金」連呼の各社報道と非対称な報痴主義読売テレビも「ウラ金💰」ラベル
こういうメディアのアジェンダセッティングに認識が引きずられる情報空間じゃ洗脳されるんだろうな pic.twitter.com/l2lvefi4OI
— Nathan(ねーさん) (@Nathankirinoha) October 27, 2024
10月27日投開票の衆議院議員選挙で、報道各社の報じ方において著しく非対称な実態が見られました。例えば新潟5区では、自民党の高鳥修一氏については氏名の横、年齢の上に「裏金問題」というラベルが貼られていました。*1他方で、立憲民主党の梅谷司氏は、選挙区内で有権者に日本酒を配布しており、立憲民主党内では1か月の党員資格停止処分を受けています。高鳥氏は自民党から戒告ですが、起訴されていません。
自民党の政治資金収支報告書の記載問題に関しては、新聞の大手6紙のうち「裏金議員」という表現を使っている新聞は3紙のみで、他方の3紙は『不記載議員』としているように、私的流用や不正蓄財、ましてや脱税などの話ではありません。
それでも「裏金」というラベルを特定政党の議員だけが貼られ、それと同等かそれ以上の問題を起こした者は無視されているという非対称な実態があります。*2
開票速報のネット特番では、朝日系・TBS系・読売系は「裏金裏金」とこれでもかと連呼していました。こういう情報空間では、有権者の認識が現実のものに向かうとは思えません。まさに【報痴主義】によるアジェンダセッティングを目の当たりにしました。
わざわざ「不記載問題」を論点にした石破茂自民党執行部の自業自得しかし、石破茂自民党総裁は、今般の衆院選について『「日本創生」総選挙3つの論点』と題して、「解散の大義⇒自公の連立政権」「政治資金問題⇒ルールを守る」「能登半島⇒予備費で選挙後に補正予算」というものを掲げていました。