DNA鑑定と法医学的調査で真実に迫る

「これらのミイラの正体を明らかにするには、DNA鑑定とさらなる法医学的調査が必要だ」と、マクダウェル氏は強調する。

 一方、コレア氏は、今回の解剖調査を行ったリカルド・ランヘル博士(分子遺伝学者)とベニテス医師は、「ナスカのミイラ」の研究において、最も経験豊富な科学者であると述べている。

 ランヘル博士とベニテス医師は、今回の解剖調査の結果、ミイラの内部構造が、マウサン氏が以前に非侵襲的なX線検査である高解像度コンピュータ断層撮影でスキャンしたナスカのミイラと酷似していることを確認したという。

 しかし、今回の動画で公開された手の内部構造については、好意的な意見を持つ専門家でさえも、疑問を呈している。

 Redditのフォーラムr/alienbodiesでは、「まるで泥と骨を混ぜたもの」や「コーヒー豆を詰め込んだもの」のようだと指摘する声が上がっている。