7歳の時にユナイテッド・アカデミーに加入したFWマーカス・ラッシュフォードは、2018/19シーズンから背番号10を背負っている。ここ数年パフォーマンスに波があり批判にさらされてきたが、2023年に最新の契約を結び、2028年までユナイテッドに留まることとなった。イングランド代表でもユーロ2020やFIFAワールドカップカタール大会にも出場。クラブでは400試合以上に出場し、その間に130ゴール以上を記録しており、ユナイテッド一筋の選手生活を送っている。チーム不動のエースになるにはもう少し安定感を増す必要がありそうだ。
2位:MFブルーノ・フェルナンデス
15,600,000ポンド(約30億8,809万円)
ポルトガル代表の中心選手でもあり、ユナイテッドのキャプテンであるMFブルーノ・フェルナンデス。2023年、テン・ハフ監督がマグワイアからキャプテンマークを剥奪した後、キャプテンに任命された。ここ数年低迷するチームの中で期待通りの活躍を見せた唯一の選手と言っても過言ではないだろう。しかし、厳しいUKメディアやユナイテッドOBからは度々、キャプテンに相応しくないと批判をされている。チームの成績向上がキャプテンとしての彼の評価を高めるのは間違いないだろう。2024/25シーズン中にクラブでの出場数が250試合を超える見込みで、2027年まで契約が残っている。
1位:MFカゼミーロ
18,200,000ポンド(約36億円)
2022年にマドリードから鳴り物入りで加入した当時、ユナイテッドファンは誰もがMFカゼミーロの加入により、CLと国内タイトルを期待したに違いない。オールド・トラッフォードで最も高額な給与を受け取っているカゼミーロだが、ここ最近はその週給35万ポンド(約6,918万円)に見合った活躍はしていないと批判にさらされており、ガラタサライ(トルコ)への移籍が取り沙汰されるなど周辺は穏やかではない。マドリード時代に獲得したタイトル数は18にも及んでいるが、ユナイテッドでは2023/24シーズンのFAカップと2022/23シーズンのカラバオ・カップのみと寂しい結果に終わっている。32歳と選手としては難しい年齢に差し掛かっているかもしれないが、円熟味を増したプレーで、ユナイテッドに栄冠をもたらしてほしいものだ。