でも起業をすると決めてサッカーを離れてからは、スパッと切り替えができました。
サッカーを引退して、Jリーグを見たら同じ年の人や年下だったとしても純粋に応援できるようになっていました」
akippa株式会社はセレッソ大阪をはじめとして、これまで全国30以上のプロスポーツクラブとの取り組み実績があるそうです。これには、サッカーで学んだことや人脈がのちのビジネスでも役立ったといいます。
サッカー選手時代(右が金谷氏)
わくわくすることに飛び込む
店舗や工場でのアルバイトからフルコミッションの営業、サッカーから起業などこれまでやっていたことをやめ、新しくものごとを始めるときに大切にしていることもお聞きしました。
金谷氏の回答は、
「わくわくすることに飛び込むようにしています。
まだサッカーをやっていたとき、たまたま興味を持って起業家の堀江貴文さんや藤田晋さんの本を読んだんです。『こんな面白い世界があるのか』と思って、起業に対する情熱が湧き上がりました。
あとは、創業して営業代行の会社をやっているときに、『ソーシャル・ネットワーク』という映画を見てITの会社に変貌させたいなと思いましたし。
ぼくは周りの影響を受けやすいんです。なので、自分の胸が躍る世界を知ったときには、一気に(その世界に向けて)切り替えていきたいと思って行動していました。
(その世界にたどり着くための)逆算をして、必要に迫られて「絶対それをやる」と決めたら、あんまりリスクは考えないですかね。
また、一方でこのようにも語っています。
それから、どの情報を仕入れるかはめっちゃ重要なので、(情報を得る相手を)選別することが大切です。その人が言っていることと、結果がともなっている人を探すんです。
方法としては、最初は書籍がおすすめです。(書籍を読んで)いいなと思った人の他の書籍をとにかく買うのもよいですね。