先手を切ったのは、Zさんです。シャクリ方はスローなワンピッチで誘って来たとの事です。餌木のカラーはオレンジケイムラです。
この餌木は紫外線発色が凄いtypeの餌木で、基本的に、澄んでいる潮で使うと良いとされていますが、そこはZさん「イカの気持ちにならないと分からないよ!?」と確かにそうだけど……(笑)。
セオリーから逸脱して仕留めたアオリイカ(提供:TSURINEWSライター・荒木清)
基本も大事だけど、時には意外なカラーで攻める強さも大事だと痛感します。水深42mで、3.0号×25gの餌木に20gのTRシンカーを装着。
ヒットしたエギ(提供:TSURINEWSライター・荒木清)
濁りにケイムラカラー!?
この日、Zさんはケイムラオレンジで、良型アオリをゲットします。自分も釣れたのですが新子サイズ……。ここはかわいそうなのでリリースします。
新子サイズをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・荒木清)
濁りと潮の流れを攻略
10時を過ぎると、風が強くなり、白波が立ち始めました。濁りも取れない様子で、海は悪くなる一方です。潮も悪くなり流れていない様子。そこで、自分で攻めていく釣りに変更します。
その釣りとは、お助けリグの釣りと、誘い釣りを合わせた釣り。やり方は底まで落とした餌木を3回~5回シャクリ、本来はココで止めに入りますが、ここを敢えてロッドを水平や縦に動かし、イカを誘う釣りで、特に船が流れていない時に有効です。
お助けリグで連続HIT
お助けリグに変え、即ヒットします。カラーは、マーブルピンクにオレンジカラーの餌木をチョイス。上下の餌木で50g、バーチカルで攻める作戦が功を奏し、連続ヒットします。5回シャクリにステイでドンッ。
状況が悪い上に、船長初のティップラン船で、四苦八苦でしたが、そこは船長、ちゃんと釣らせてくれます。
お助けリグで仕留めたアオリイカ(提供:TSURINEWSライター・荒木清)