バイクの車体のメンテナンスの重要性は多くの人の知るところですが、ヘルメット、グローブなどのメンテナンスも同じくらい欠かせないものです。
本記事では、ヘルメット、グローブなど4つのアイテムについてメンテナンス方法と注意点などを解説していきます。
ヘルメットのメンテナンスについて
ヘルメットのメンテナンスは主に「外装」、「内装」、「シールド」の3つのパーツに分けておこないましょう。
外装は砂利など混じった泥が乾燥してこびりついていると、せっかくの外装デザインをキズつけるおそれがあるので、やわらかい布などに水を含ませでやさしく拭きあげます。
汚れがひどい場合は、台所用洗剤などを少し薄めて拭き取るとよいでしょう。
脱着可能なタイプの内装は、取り外して中性洗剤やシャンプーなどを洗面器などに入れて軽く洗い、すすぎましょう。
内装は直射日光が当たらず、陰干しでもない天日で素早く乾かすと生乾きのような嫌な匂いは発生しないでしょう。
シールドのメンテナンスは、外装と基本的に同じやり方でOKです。
バイク走行中に飛来した虫の死骸などがこびり付いて取れないなど、汚れがひどい場合は、シールドを外し、ぬるま湯をためた洗面器などに入れてスポンジなどでやさしく洗いましょう。洗った後は水ですすぎ、やわらかい布で拭き上げます。
拭き上げには、シールドにキズが付かないようなキメの細かい素材の布を使うとキズが付きません。
拭き上げた後は、メガネの曇り止め液などを塗るか、バイクシールド専用の曇り止めスプレーなどを吹きつけると良いでしょう。
グローブのメンテナンス方法とは
グローブは素材ごとに洗い方が違いますが、ここでは天然革グローブと化繊素材などのメッシュグローブに分けて解説します。
天然革グローブは正しい手順を踏めば水につけて洗うことが可能です。