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ドリドリするにはよい選択肢、スズキ キャリイターボ
ちょっと特殊で速いけど怖い?!ダイハツ ミゼットII
ドリドリするにはよい選択肢、スズキ キャリイターボ
サンバートラックのスーパーチャージャーと並び、軽トラマニアが一目置く過給機つきエンジン車がスズキのキャリイターボで、9代目キャリイ末期(1997年5月)から、10代目初期(2000年5月まで)の短期間しか設定されなかった、幻に近いモデルです。
そのため、イベントでオリジナルのキャリイターボはマニアックな人気を誇る車種のひとつですが、走りにこだわるとカプチーノやジムニーのK6A型DOHCターボを積み、空荷でホイールスピンしやすいのを活かして軽快なドリフトを楽しむ人も。
最近だとFFベース4WD軽ハッチバック改造のFRドリ軽も増えましたが、耐久性の面では最初からFR車のキャリイやハイゼットトラックも、依然としてオススメです。
ちょっと特殊で速いけど怖い?!ダイハツ ミゼットII
最後にまとめるついでのオマケとして紹介したいのが、1996年から2001年までダイハツが販売していたマイクロ軽トラの「ミゼットII」(バンタイプの「カーゴ」もあり)。
スズキの2シーターマイクロ軽「ツイン」もそうでしたが、こういう小さくて軽いクルマが出ると、いろいろ試したくなるのは宿命で、アトレー用のターボエンジンを積んでみたり、はたまた4気筒713ccターボのJB改JC-DETを積んで軽自動車レースに出る御仁もいました。
ただし、ハイゼット/アトレー系よりナロートレッドかつホイールベースも短いため、公道を走るため軽規格のままターボエンジンを積むと、直進安定性がかなり厳しいクルマだった…という話も伝わっています。
ダイハツ車専門ジムカーナ「ダイハツチャレンジカップ」でも転倒車が続出しましたが、小型軽量だけあって、キチンと考えて足回りをチューンし、腕も伴えば確かに速いクルマだったのも確かです。
今でも復活を望む声があるものの、生産していたミゼットII工房は現在、軽オープンのコペンを作る「コペンファクトリー」になっていますから、当面無理そうなのが惜しまれます。
今回は5台の軽トラを「対決」させてみましたが、ヒストリック系で攻めるなら赤帽サンバーやMTRECアクティトラック、快適性とリフトアップならハイゼットジャンボやスーパーキャリイ、現役モデルで走り系を作るならキャリイのターボチューンがオススメです!
※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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