例えば、あなたが少年野球チームの監督をしていて、ノーアウトランナー1塁の場面で、2番打者に打順が回ってきたとします。
あなたはサインを出さずとも、バッターが送りバントか繋ぎのバッティングをしてくれると思っているかもしれません。これがポジションだけを設定した状態です。
それに対し、2021年における大谷翔平選手の活躍に目を輝かせている少年は、「2番打者だからこそ大谷選手のようにホームランを狙うんだ」という意気込みで打席に入っているかもしれません。
このように設定したポシションにどのような役割が付帯しているかということも、明確にする必要があります。
いかがでしょうか。豊臣秀吉の国造りを真似するという大それた話ではありませんが、あなたのマネジメントの参考になれば幸いです。
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奥田 拓之 東京都出身。早稲田大学商学部在学中にプロモーション系のベンチャー企業に入社。その後、国内最大手の広告代理店AE、全国紙新聞社関連企業の営業企画部長を経験。日々マネジメントに四苦八苦する中で識学に出会い、原理原則に共感して入社。