山見大登(左)唐山翔自(中)南野遥海(右) 写真:Getty Images

2024明治安田J1リーグで直近は3シーズン連続の二桁順位と苦しんだガンバ大阪。しかし、今季は夏の9試合未勝利で失速したものの現在5位と復権の兆しが見える。

クラブの象徴であり、今季ここまで11ゴール7アシストとチームトップの数字で攻撃を牽引するFW宇佐美貴史の頼もしさは健在。また、今季の新戦力であるMF鈴木徳真やDF中谷進之介も期待通りの活躍を見せている。さらに昨季チームに加わったDF半田陸や、ユース出身のFW坂本一彩といった若手の成長もあり極めてバランスの取れたチームになりつつある。

守備ではここまでリーグトップタイの失点の少なさを誇るチームに変貌を遂げたが、得点はリーグワースト3位と明確な課題が浮き彫りになっている。そんななか、来シーズン以降頼りになりそうなのが他クラブへ期限付き移籍中の選手たちだ。特に攻撃的な選手は、その多くが現所属チームの中核として活躍しており、来季以降大きな戦力になると期待されていることだろう。ここでは、今季期限付き移籍先で活躍する選手のうち、G大阪への帰還が待ち遠しい選手を3名紹介していく。

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山見大登 写真:Getty Images

山見大登(東京ヴェルディ)

今季期限付き移籍中の選手が数多く活躍する東京ヴェルディ。G大阪から移籍中のFW山見大登も例外でなく、チームの躍進に大きく貢献している。前半戦は同じく他クラブから期限付き移籍中のFW木村勇大やFW染野唯月ら攻撃陣の好調もあってか途中出場がメインだったが、第21節の横浜F・マリノス戦以降は定位置を確保。ここまで7ゴール4アシストと、プロ入り後最も多くゴールに絡むシーズンとなっている。