お前はいろいろやっているようだが、どうなのか、と言われると基本的に任せる方向にあります。私は実務型でむしろ事業がいろいろありボリュームが多すぎるので基本部分は私の片腕とシェアし、半分ずつ実務をこなしながらも少しずつ、自動化や簡素化をして実務のウエイトを落としながら次のことを展開する、そのような感じです。

なにが一番大変か、といわれると経理作業でしょうかね?私の担当分だけで一社あたり年間で伝票数が1000-1500行の会社が3つあります。私の片腕が担当している入力も500-1500行が3つあります。この作業は確かに時間がかかります。ただ、ポジティブシンキングで、自分でマシンガンのように会計データを会計ソフトに入力しているからこそ数字は完全掌握できる強みが私の会社の特徴かもしれません。

まぁ私のような仕事の仕方をすると会社は大きくはなりません。もともと選んだ道が「規模より質」でしたし、私もいい歳になって来たので事業展開は思惑通りですが、これから起業する方、あるいは今、事業をされている方は自分自身の特性や性格と会社経営の方向性だけはしっかり確認した方がよいと思います。

では今日はこのぐらいで。

編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2024年10月23日の記事より転載させていただきました。