※ 自民党土木利権のドンだった小沢氏が利権を民主党に移そうとしただけ。

【大罪⑥】経済無策で政治不況招く

長引くデフレと円高の克服が急務だったが、「デフレ状況」を宣言するだけで効果的な政策を打ち出せず、経済はさらに悪化。野田氏が首相だった12年11月には平均株価は8000円台にまで落ち込んだ。完全失業率4.2%、春闘賃上げ率1.7%など、、“政治不況”の深刻さを物語った。

※ 民主党は労組に依存して守るだけ、若い人や組織に属さない人には冷たかった。

【大罪⑦】方針コロコロ、党内バラバラ

稚拙な政権運営で重要政策の方針は二転三転し、国民不在の「決められない政治」「党内のバラバラ体質」で失政を重ね続けた。

「消費増税は必要ない」と政権に就いたものの、菅首相が突如、消費増税を表明し混乱を招いた。方針転換は悪いことでなかったが説明もなにもなかった。

顔ぶれ、体質は立憲民主党に継承

旧民主党は立憲民主党に衣替えしたが、野田代表ら当時の政権幹部が名を連ね、党の本質とともに多くを引き継いでいるようだ。

例えば、今回の衆院選で掲げる「給付付き税額控除」を党首討論会で問われると、制度設計はまだ詰まっていないとして「対象や規模が曖昧なことを認めた」(13日付「読売」)。看板政策がやっぱり口先だけであることを印象付けている。

政治改革では、政党から議員が受け取る「政策活動費」の廃止を唱える一方、自党の使途公開には後ろ向きだ。

※ 野田佳彦はこの12年間、何の勉強も反省もせずに戻ってきた。