乗るなら絶対地元メーカーの車に
さらに、自身の意思にもとづき「メーカーありき」でOEM車を購入したという人も。スズキ・ハスラーのOEM供給版であるマツダ・フレアクロスオーバーを選んだ男性は、次のように語ります。
「広島出身なので、マツダの車を買うのは最初に決めていました。でも維持費的に軽じゃないと厳しいので、フレアクロスオーバーを選んで。
ただやっぱり、本当は『マツダ自身が作った車じゃないと』とは思っているので、もう少しお金が貯まったら、マツダ3とかに乗ってみたいですね」(20代男性)
広島県におけるマツダ、群馬県におけるスバルというように、「地元メーカーの車に乗りたい」と考える人は少なくないようです。
一方で、トヨタやスバル、マツダといったメーカーは現状のところ自社で軽乗用車を製造していません。このように「そもそも軽を作っていないメーカーで軽を買いたい」といったニーズに対して、OEM車は有力な選択肢になるのでしょう。