目次
月に20万円あればどんな生活ができる?
手取り20万円だと「できない」ことは?
月に20万円あればどんな生活ができる?
続いては、手取り20万円だとどんな生活ができるのかをみていきましょう。
実家暮らしの場合
実家暮らしの場合、一定金額を家に入れたとしても一人暮らしほどの負担にはならないのが一般的。家賃や光熱費、食費が浮くことを考えると、服飾費や外食費を結構使っても、月に5万強は貯金できるのではないでしょうか。
一人暮らしの場合
一人暮らしの場合、家賃、水道光熱費、通信費、食費、交通費は毎月必ず必要です。総務省統計局が公表している家計調査の結果によると、2021年における単身世帯の平均消費支出は155,046円なので、消費を抑えないと貯金が難しいことがわかります。
参考:総務省統計局 家計調査 2021年平均
二人暮らし(以上)の場合
一方、共働きの夫婦の家庭やパートナーがいてふたりとも働いている場合は、同じ手取り20万でも、家賃や水道光熱費などが×2となることはないので、生活に余裕があることが考えられます。
ただし、子どもが生まれる予定があれば、産休・育休手当てが用意されている会社であっても、満額の給与はもらえなくなりますし、ベビーグッズ購入など出費も増えます。そうなると、手取り20万円のままではこれまで通りの生活が難しい場合が多いため、対処法を考える必要があるでしょう。
手取り20万円だと「できない」ことは?
手取り20万円でも今の生活に満足している人もいれば、不安な気持ちや不満を抱いている人もいます。後者の人はどんなときに不安だと感じるのかをみていきましょう。
貯金ができない
貯蓄に回せるお金がなければ、将来への不安が大きくなることがあるでしょう。また、「もし今すぐ病気で仕事を休むことになったら、貯金もないしどうすればいいの?」と不安な気持ちが沸き上がってくることもあるはず。
自由に外食できない
とにかく安い店を選んで、ランチと夕飯合わせて1日1,500円に抑えたとしても1か月で4万5,000円。残りは15万5,000円で、それで家賃や水道光熱費、通信費などすべてまかなうとなると大変。節約のために毎日お弁当を作るのも、それはそれで辛いと感じることもあるでしょう。
飲み会やイベント、旅行の誘いを断らなければならない
飲み会の参加費5,000円、2次会2,000円、週末のアウトドアイベント参加費8,000円、学生時代の友だちとの夏休み旅行代5万円など、どんなに魅力的なお誘いであっても、金額を聞くと「無理!」と断るしか選択肢がない場合もあるかもしれません。
急な出費に対応できない
冠婚葬祭、病気、怪我、電化製品の故障など、大きな金額が必要になると焦ることがあるでしょう。仕事からノートパソコンや携帯を支給されていなければ、その修繕費や買い替え費も自分持ち。また、テレビなどはなくてもなんとかなるとしても、冷蔵庫や洗濯機などは、使えないとなると出来合いのものやコインランドリーに頼るしかなく、かえってお金がかかるので早めに修理するに越したことはありません。