「高市早苗さんは応援したいが、石破自民党だけは絶対に許せない」とか言って、高市さんの応援団だった人たちが、比例で自民党に入れずに日本保守党などに入れろとか、小選挙区でも総裁選で高市に入れなかった候補者には投票するなとかネットで暴れまくって自民党苦戦の原因になっている。

総選挙の結果が自民党に悪ければ40日抗争のようになり、高市総裁実現とか言っている人もいるが、40日抗争のあと原因をつくった福田赳夫を総理にと言う人はいなくなり、清和会は小泉政権誕生まで長い低迷期を迎えた。

まして、もし石破退陣ということになったら、次の総裁選挙は議員だけの投票で決まるから日本保守党と二股かけているような人たちは何の力にもならない。高市氏にチャンスがあるのは、総選挙の逆転勝利のために石破氏に手を差し伸べて自民党が勝つとか、石破氏が和解を拒否して責めを問われるケースだ。

石破茂首相・高市早苗氏インスタグラムより

この支持者たちの暴走にあわてた高市氏は、Xで「先月の自民党総裁選で私以外の候補者を応援しておられた自民党公認候補者に対して「投票しない」と仰る方が居られるという話が数件。今、私達が戦っている衆議院選挙は、政権選択選挙です。私も含めて自民党の候補者達は、自民党への様々なご批判も全員で受け止めながら、これからも日本国の舵取りをお任せいただけるよう、1人でも多くの当選を目指して頑張っている最中です。議席を減らして野党になってしまうと、私が訴えてきた政策を議員立法で実現する事も困難になります」と訴えるはめになった。