トランプ政権中に”開始”された軍事作戦:①化学兵器使用即応のシリア政府空軍基地空爆2017.4②同じくシリア政府拠点への空爆を英仏と2018.4③中東海域の航行の自由のための多国籍海事共同「歩哨作戦」④在イラク米大使館攻撃に即応してイラン革命防衛隊スレイマニ将軍を殺害した空爆と増派2020.01
— 伊勢崎賢治 (@isezakikenji) November 6, 2020
トランプ政権は全く軍事介入を行わなかったわけではありませんが、大規模な戦争に見舞われなかったことは事実です。
トランプ政権下での比較的安定した国際情勢とは違い、バイデン政権が発足してからウクライナ戦争と中東全域を巻き込みつつあるガザ戦争が勃発しています。
民主党政権が新たな戦争を抑止できなったことにより、かえって「戦争を起こさなかった」トランプ氏の手腕に期待が集まっています。
中東・ウクライナ戦争対応でトランプ氏リード、激戦7州=調査 LJmVcIJ7lO LJmVcIJ7lO
— ロイター (@ReutersJapan) October 14, 2024
トランプ氏はウクライナ戦争を「24時間以内」に終わらせることを公約にしています。この主張は民主党によって国際社会の均衡が崩れており、自分が再選すればそれを回復することができるという自負が込められています。
ロシアとウクライナを24時間で停戦させる策について問われたトランプ、「ゼレンスキーに何かを言う。プーチンにも何かを言う。2人を同じ部屋に入れて更に何か言う」🤣🤣🤣 pic.twitter.com/hIBDHMBdzA
— 前田 耕 (Ko Maeda) (@MaedaPoliSci) June 19, 2023
しかし、トランプ氏の発言は選挙期間中のリップサービスの側面があることを差し引いて考える必要があります。また、トランプ氏は性格上、関心が余りない話題については政策的立場を頻繁に変える傾向があることもあります。