それを見る若い層は「おじいさんですからしょうがないですよ」になるわけです。

私にはそれは許せない!のです。特に気をつけているのが歩幅が狭いズルズル歩き。これに陥らないよう歩くときは意識的に腿をあげ、手を振り歩幅を大きめに取ります。よく行く一周ちょうど10キロの湖畔トレイルではいつも早歩きの癖をつけているのですが、ついに1時間半で回りました。歩きとしてはめちゃ早いです。それ以外にも普段からiPhoneについているフィットネス機能で毎日何キロ歩いたか確認し歩くことを意識します。つまり私の場合はまず、化粧という表面繕いよりも内面から健康になるための施策をしています。

一応、それ以外に肌を一定程度守る努力はしています。カナダでは乾燥肌になりやすいため、シャワー後には全身ボディクリームを塗るのが習慣です。顔ももちろん守ります。なぜそこまでするか、と言われると私がまだ現役であることと若い方との接点が非常に多いことがあると思います。NPOの集まりに行けばほぼ20代中心ですからそこで一人浮くわけにはいかないのです。というより若い方の話を素で聞いてみたい、ということです。

それと起業家の最大のメリット、退職するタイミングは自分で選べる点から当面の目標をあと20年としています。おまえ、それでは80歳を過ぎるだろう、と言われますが、基本的には生涯現役が最終ゴールですが、その年までプレイイング プレジデントができるかが勝負になります。

老けない方法の一つは人との接点を増やすこと、これに限ります。コロナの時、オンラインミーティングばかりでシャツだけ着て、下は寝間着という方もいたでしょう。化粧もせず、画面の顔修正ソフトでいかにもはつらつとした表情を見せていた方もリアルではバレるのです。なので否が応でもアイロンがかかったシャツを着て磨いた靴を履き、爽やかさを維持することが大事なのです。鏡で自分を見てナルシストになるのです。若い女性に「素敵ですね」と言われると「じじぃもおだてりゃ木に登る」で外に出ていくことが楽しくなります。