第25太陽周期に入りわずか2年半で素人にもわかるほど「太陽の見た目が激変」!
太陽活動が最小値から最大値に向かって、いよいよ活発になってきているのです。
こうした証拠から、2024年にもなれば、そろそろ太陽活動極大期を達するころだと予測できました。
そして2024年10月15日、NASAは、「第25太陽周期」において、太陽が「太陽活動極大期」に到達したと公式発表しました。
NASAによると、この極大期は「今後1年間続く可能性がある」とのこと。
ちなみに、太陽活動の変化は綺麗な曲線で描けるようなものではなく、極大期のピークを特定するには、ピーク後の太陽活動の一貫した沈静化を追跡しなければいけません。
そのため、極大期は今後1年続くと予想されるものの、その正確なピークを特定するには、さらに何カ月か待つ必要があります。
それでも今回のNASAの報告では、2019年の極小期の太陽と2024年の極大期の太陽がどれほど異なるのか、比較画像で明らかにしており、私たちは「今まさに太陽の活動が最大になっている」と感じることができます。
「2019年の極小期」と「2024年の極大期」の画像比較
NASAによると、太陽は太陽活動極大期に到達したようですが、実際にはどれほどの違いがあるのでしょうか。
公開された比較画像から確認してみましょう。
まず、太陽観測衛星からの静止画像です。
左の画像は太陽活動極小期(2019年12月)であり、右の画像は太陽活動極大期(2024年8月)です。
極小期には太陽表面にある黒い点「太陽黒点」がありませんが、極大期にはいくつか見られます。