昔は転車台がありSLが常駐した駅「厚床駅」

ひがし北海道の名所を行くローカル線のお話
(画像=『たびこふれ』より 引用)

花咲線 厚床駅。 平成元年4月30年まで、この駅から標津線が分岐していて、ホームも3番線までありました。もっと昔は転車台(SLの向きを変える)も使用する鉄道拠点でした。ローカル線の旅情たっぷり。何本もの列車が発着していた頃で時間が止まったようです。

森と湖と湿原の国を蛇行して走る釧網本線

東釧路駅~網走駅、全長166・2キロ、昭和6年9月20日に全線開通したのが、釧網本線です。 総面積18290ヘクタール、最大幅は東西25キロ、南北36キロの釧路湿原の中を遠回りしたり、蛇行したりして、地盤の固いところに線路は建設されましたが、工事中に湿原の中の築堤が1・5メートルも沈んでしまい、大量の土砂を補充した区間もありました。

ひがし北海道の名所を行くローカル線のお話
(画像=『たびこふれ』より 引用)

釧網本線 釧路湿原駅。昭和63年7月23日に設置されました。

ひがし北海道の名所を行くローカル線のお話
(画像=『たびこふれ』より 引用)

細岡展望台。 釧路湿原駅から108段の急な階段と坂道を乗って約10分程で到着。蛇行する釧路川やハンノキ林、背景にひろがる雄阿寒岳、雌阿寒岳など、釧路湿原の雄大な景色を眺めることができます。

ひがし北海道の名所を行くローカル線のお話
(画像=『たびこふれ』より 引用)

SL冬の湿原号。 こんな場所によくぞ線路を敷いたなぁと感心してしまうように、釧路湿原の真っただ中を走ります。運が良ければ車窓からエゾシカやタンチョウ(丹頂鶴)を見ることができ、車内ではダルマストーブでスルメを炙って食べることができます。