■手作りの喜びを味わえることが醍醐味

刺繍作品の制作歴と制作数については「パッケージなどの刺繍を始めたのが5年前の2018年頃です。大体60点ほど制作しました」とのこと。

刺繍作品を1個作るには「簡単なモノだと一週間くらいで、絵柄が細かいモノだと一カ月から二カ月ほど」だそうで、「手刺繍だからこそ、ふんわりと柔らかい温かみのある雰囲気を表現できる。自分が作り出した一点モノの作品になるため、手作りの喜びを味わえることが醍醐味じゃないかなぁと思います」と教えてくれた。

大量生産では出せない手仕事ならではの味わいが、刺繍作品にはある。手作りの喜びを感じながら制作する行為は、作り手にとって、とても大切な時間なのかもしれない。最後に、これから挑戦したい刺繍作品を伺った。

「食べ物系をもう少し上手に刺繍したいので挑戦していきたいです。これからも楽しく刺繍させていただきたいと思います」(ひとり展hiraさん)。

刺繍にしか出せない独特な味わいを、斜め上のセンスで楽しく作り続けている、ひとり展hiraさん。作者の生み出す作品達からは、今の時代だからこそ大切にしたい、手で何かを作る喜びや面白さを感じる。ぜひ、これからも素敵な作品を楽しみにしていたい。

(取材・文/Sirabee 編集部・黒森ぬぬ)

提供元・Sirabee

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