■とにかく「楽しい!」という感情で制作を
斜め上の発想で作られた刺繍作品が多く見られ、刺繍の可能性の広さを感じるひとり展hiraさんの作品達。そのような刺繍作品(特に商品パッケージ系)を作るようになったきっかけはなんだったのだろうか。
「趣味でハンカチや小物などに刺繍をして楽しんでいたのですが、何か別なモノにも挑戦してみたいなと思い、お試しでお菓子のパッケージを刺繍をしたのがきっかけです。刺繍でリアルに再現してみたいと思うようになりました」(ひとり展hiraさん)。
独自のセンスが光る刺繍作品達だが、そのアイデアはどこから?
「とにかく『楽しい!』という感情で刺繍しているので、アイデアなどあまり意識をした事がないです」(ひとり展hiraさん)。
なるほど。本人が楽しいと思いながら創作することは、クリエイターにとってまず第一に大切なことだと思う。楽しい! と思えるからこそ、自分の作品を追及したくなるのだろう。