向かったのは阿曽浦。だが穏やかなワンドは意外なほど無反応。まれにチビメッキのチェイスはあるぐらいで、すぐに再移動となった。
向かったのは古和浦周辺。このエリアもやはり海の透明度が高く、足元の敷石は丸見え。その敷石周りには多くの魚影。スズメダイやベラに交じって、手のひらサイズの平たい魚も見える。
大宮さんはまずブレイクを狙って、メタルジグをフルキャスト。細かいショートジャークでオオモンハタを連発する。
オオモンハタ(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
さらに足元の敷石周りでリフト&フォールを繰り返すと、ガツンとロッドが大きく絞り込まれた。うまくいなして抜き上げたのは、お目当てのフエダイ。黒い斑点が特徴のニセクロホシフエダイだ。
ニセクロホシフエダイ(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
そして次にヒットしたのはオキフエダイ。
オキフエダイ(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
さらにヨスジフエダイとフエダイ御三家?が顔を見せてくれた。
ヨスジフエダイ(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
そしてトリを飾ったのはミニシーラカンスのようなクロイシモチ。数えてみると、これで15種目制覇。もう十分ということで、午後1時に終了となった。
クロイシモチ(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
ひと荒れして水温が下がれば期待度マックス
この日キャッチしたのはヒラセイゴ、オニヒラアジ、ギンガメアジ、ロウニンアジ、クロダイ、コトヒキ、オオモンハタ、ヤマトカマス、マダイ小、カサゴ、テンジクダツ、ニセクロホシフエダイ、オキフエダイ、ヨスジフエダイ、クロイシモチの15種。南方系のアザハタやヤミハタ、バラクーダは出なかったものの、十分すぎる結果となった。
テンジクダツ(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
大宮さんの話では、近年の高水温のせいか、この熊野灘沿岸のライトソルトゲームは12月初旬まで楽しめるとのこと。澄み潮で決して良いとはいえない条件だったが、これだけ楽しめれば大満足だ。
小マダイもヒット(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)