使用するタックルについてだが、メバリングやアジングとは若干異なってくる。シオやクエなどのヒットもあるため、やや強めのものが必要となる。専用のものはないので、他のタックルを流用することになる。
ライトゲームのタックル(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
バスロッドのULクラスやエリアトラウト用でやや張りのあるものが向いている。今回同行してくれた大宮さんは5.6ftというショートロッドを使っていたが、一般的には6ft台のものが使いやすい。スペックとしては、10g前後のルアーをフルキャストできることが条件だ。
これに2000番クラスのスピニングリールをセット。ラインはPEライン0.3~0.4号。これ以上太いと飛距離が出ないし、風があるときは大きく影響を受けてしまう。よくエギングをやっている人が普段使っている0.8号を流用しようとするのだが、使い勝手が恐ろしく変わってくる。太くても0.4号までにしておこう。リーダーは根ズレに強いフロロカーボンラインの1.2~1.5号を60cm~1mほど取る。
ルアー
アジングやメバリングと違い、この釣りは非常に多くのルアーを使う。
ジグ(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
ワームを使うジグヘッドリグの出番は少なくメタルジグ、シンキングミノー、シンキングペンシル、ポッパー、フローティングペンシル、そして鉄板バイブレーションなど。
トップ用プラグ(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
どのルアーの使用頻度が高いかは状況によるが、マヅメ時にトップウオータープラグは欠かせないし、日中はメタルジグの出番が多い。
クランク(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
ジグや鉄板バイブは3~10g、プラグは4~6cmのものをそろえておこう。
ミノー(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
朝マヅメ狙いで五ケ所湾最奥部へ
さて取材日は9月24日。まず大宮さんが選んだポイントは、五ケ所湾最奥の五ケ所浦。周囲が明るくなりかけており、今からがまさにゴールデンタイムだ。
朝マヅメはトップ一択(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)