普通に対応していたらマスゴミの全力の応援をバックに支持率を持ち直していたと思いますが、菅直人内閣は徹底的に異常な対応を全方位に行い、支持率を持ち直すどころかさらに悪化。

それでも総理の椅子にしがみつく菅直人は鳩山由紀夫ら民主党の幹部達を騙すという手に出ました。

「辞任する(ただしいつ辞任するかは教えない)」という即バレる嘘で民主党内を騙した事で菅直人は党内からも完全に支持を失いました。

その後に総理になった野田佳彦は財務官僚の勝栄二郎に直接操縦されていて民主党を分裂させてまで消費税増税に全力で走りました。

挙げ句に自身の政権維持のために、予算案を人質に取って「無条件で予算を通さないのなら予算案は出さない!地方の予算が止まって苦情が出たら困るのは自民党だぞ!」(輿石東らは「予算を止めて被害が出たら野党のせいにすればいい」等助言)という手に出ていたこともあり、マスゴミの全力の擁護を持ってしても支持率急減。

総理にしがみ付き続けるための次の一手として、谷垣禎一ら野党の党首達に「解散するから法案に協力してくれ」という手で国会審議に協力させる手に出ました。

いつ解散するとは言っていないから任期満了による解散総選挙まではこれで居座れるとまんまと谷垣らを騙せた気になっていたのでしょう。

菅直人の失敗に学んでいなかったようです。

野田佳彦も菅直人と同じセコい嘘で総理の椅子にしがみ付き続けようとしたのです。

当時は嘘つきドジョウなんて言われ方もされていました。

しかしながら解散に言及して騙した事で野田佳彦内閣は支持率をさらに失っただけでなく、

4年間目一杯政権にしがみつきたい民主党内からも支持を失いました。

そして民主党政権内の内ゲバにより野田佳彦が総理から引きずり下ろされる事が確実になると、野田佳彦は安倍晋三と党首討論で解散に踏み切った形を作りました。

民主党政権はあらゆる方面で最悪だったと言える内容でしたが、民主党内の内ゲバに野田佳彦がやけくそ解散に出なければ4年間任期満了まで居座られていたでしょう。