道端で飼い主さんとお散歩中の柴犬さん。飼い主さんを振り返って見つめていますが、その表情はなぜか苦虫を噛み潰したようで、半開きになった口はなにか苦言を呈しているようにも見えます。いったい何が……。そんな光景を捉えた写真がSNSで話題になっています。

 話題となっているのは、「困り顔」のような表情がチャームポイントの3歳の柴犬、禄(ろく)さん。飼い主さんいわく、「大人しくて、でも人からかまってもらうのが大好きな優しい性格」だといいます。

飼い主を「ウ〇チ拾いが趣味の人」だと誤解している柴犬 ドン引きの表情で「また拾ってるんですか?」
(画像=『おたくま経済新聞』より 引用)

 しかし、今回話題となったポストの禄さんは、眉間にシワが寄り、顔を引きつらせて「ドン引き」の表情。いったいどんな場面を捉えたものなのでしょうか。飼い主さんに聞いてみると……。

飼い主を「ウ〇チ拾いが趣味の人」だと誤解している柴犬 ドン引きの表情で「また拾ってるんですか?」
(画像=『おたくま経済新聞』より 引用)

 「禄がウ〇チをしたので、それをウ〇チ袋に入れて縛っているときに撮影した1枚です。まるでディズニーに出てくるキャラクターのような表情を浮かべてこちらを見ていたので撮影しました」(飼い主さん)

 ポストでは飼い主さんが「またウ○チ拾ってるんですか? ホント好きですよね、ウ○チ!」と、禄さんの言葉を文字で“アテレコ”。本当にそう言っているかのような、絶妙に「苦々しい表情」です。自分のフンを始末してくれている、という状況がわからないのでしょうか。

 「禄はいつもウ〇チをした後、一刻も早くその場を離れたがるのですが、飼い主はキャッチした後のウ〇チ袋を縛ったりの動作があるので、すぐにはその場を動けません。そんな飼い主をいつも『早く行きたいんですけどまだですか?』『あ~またウ〇チ集めですか?』と言わんばかりに見上げてきます」(飼い主さん)

どうやら禄さん、自分のお世話をしてくれているとは知らず、飼い主さんを奇妙な趣味の持ち主だと思っているようです。

「以前から薄々そう思われてる可能性について考えてはいましたが、禄は多分わたしのことをウ〇チを集めるのが好きで、ウ〇チ拾いが趣味の人だと認識していると思います。飼い主の責務であって趣味ではないと声を大にして伝えたいです(笑)」(飼い主さん)

 犬のウ○チを片付けるのは、マナーと衛生を守るために大切。しかしそのことはなかなか禄さんには理解しがたいようです。飼い主さんの側に立って考えると切ない気持ちになってしまいますが、ある意味、禄さんの気ままな“犬柄”をあらわす貴重なシーンと言えるのかも。いつか気づいてくれるといいですね……。

<記事化協力>
柴犬ろくさん(@roku125shiba)

(天谷窓大)

提供元・おたくま経済新聞

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