■日本人は1日あたり約2.5Lの水分が必要
人間の体は、体重の約60%が水分で構成されている。この水分量のバランスが崩れることで起きる体調不良の1つが脱水症状だ。体内の水分量が5%減少するだけで脱水症状や熱中症の症状があらわれ、20%以上減少すると死亡するおそれがあるという。
そうならないためにも、発汗の多くなるこれからの季節は適度な水分補給が欠かせない。厚生労働省によると、日本人が1日に必要とする水分量は通常でも2.3~2.5Lで、スポーツをするなど活動量が多い人はさらに1Lほど多めの3.3~3.5Lが目安になるという。
そのうち、食事から摂取できる水分を除いた量を飲料から接種する必要があり、それが約1.2Lだと言われている。