3月27日、三重県津市の雲出川上流坂本川へ渓流解禁釣行。夜明けから入れ食いを楽しみ、10時半にはイクラが切れたため十分満足して納竿。17~26cmの放流物を46匹の釣果を得た釣りの模様をリポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・川鴉・石橋英之)
坂本川でアマゴ釣り
3月27日、昨年に続き三重県津市の雲出川上流坂本川の解禁に行ってきた。
前日の昼すぎに車を走らせ、魚末あまごセンターで年券を購入し、先行している松井君、中里君と合流。この日は低気圧の影響で風雨が強く、タープテントが大活躍。夕方からは釣りよりこちらが本命と、宴会が始まった。
アマゴからアユと釣り談義が弾みいつもよりお酒が進んで、早めの9時すぎに就寝のために車に戻った。時折上流へ走る車の音で目が覚め、解禁前はよく眠れないのもいつものこと。
午前4時半に起きて準備を済ませ、川に下りる。6時前にカーブに入ってスタート。前日の雨も小降りになり、気温は12度と高め。水位は10cm高で最高の釣り日和だ。
まずは目立つブドウムシで、淵尻のカケアガリを狙って第1投。エサをつつく反応はあるが、ハリ掛かりまではいかない。だが魚の反応は良さそうだ。
夜明けと同時に連発
数投目、サオ先に出るアタリをアワせると、バッチリハリに乗った。頭を振る独特の引きを楽しんでタモに収めたのは、19cmほどの小型だが朱点のきれいな放流アマゴだった。
次も同じサイズが続く。今度は上流の流れ出しを狙うと、目印が止まるアタリ。アワせると今までと違う重量感のある引きが伝わる。慎重にやり取りすると25cmの良型だ。この川は16~25cmまで、いろんなサイズが放流されている。
この流れ出しをイクラで狙い、同型を追加。明るくなって食いも良くなってきた。下流の淵尻で小型が入れ食い状態に突入。その後はパターンをつかみ、仕掛けをなじませて狙ったポイントまで流し、目印にアタリが出る前にアワせて入れ掛かかりだ。