岸に寄った個体を発見
準備をしつつ作戦を練るも、まずは11月にコイを釣り上げたポイントで様子をみることにした。開始20分手返し良くエサを打ち返すが周囲のヘラ師同様になにも進展がない状況だ。
このままでは厳しいと思いつつも考えた作戦は、産卵期で岸に寄っている個体を探し出すというもの。公園を半周歩いてみるとそれらしき波紋が2ヶ所ド派手に発生している。
そこらに3尾ほど確認できたので即座に移動していき釣座を再度構えた。警戒している様子はなく、私の気配も特に気にしておらずコレは大チャンスだ。
78cm大型コイ登場
そしていもグルテンを針に付けて静かに波紋付近へ投入すること数秒・・・豪快な引き込みでウキが沈んだ。
そこで渾身のアワセが決まり強烈な引きが竿を絞って私も大興奮だ。かなりの引きで寄せるもなかなかタモに入れることができないが5分ほどやりとりを繰り返したところで御用となる。
そして写真撮影タイムとなると周囲の方々が集まり色々と話しかけてくれ盛り上がって私もニコニコでサイズを測ると78cmと大物だ。そして計測後すぐにリリースして地元の方々と和んで小休止。
自己記録更新の85cm堂々浮上
先程のパターンは理想的展開だったが再度通用しそうな状況下である。迷うことはない!数メートル先のポイントで大きな波紋が出ていて仕掛けを入れるとチョン、チョン、ドーン!とウキが沈みアワセが決まった。
今度もかなり粘りがあるサカナで油断は許されない状況。慎重にやりとりを繰り返しつつ号数の上げたラインを信頼して4分ほどでネットインだ。今回も人が止まり計測すると『コイ釣り自己記録更新の85cm』である。
もはや目的以上の結果となり最高の気分に浸ってしまうが、同時にポイントは落ち着いたので休憩することにした。
しばらく場を休ませる
天気予報よりも早めに雨が降り出すが霧雨程度で止んだり降ったりで少し移動した岸際ではフナもたくさん確認できた。
しばらくみているとヤル気がありそうなコイも数尾確認できたのでコレはまだ狙えると判断。明らかに勝負になる状況なので迷わずに3尾目を狙うことにした。