※4K記録(3840×2160)は、4Kアップコンバータ技術による記録映像
『Driveman DD-1000』の使い方は非常に簡単かつシンプルで、電源ボタンを一度押すだけ。
たったこれだけで電源が入った後、自動で録画まで開始してくれる。また、GPSも内蔵している事によって、自動での時刻補正や緯度経度に加えて速度の記録まで可能だ。録画中にもう一度電源ボタンを押すと待機中にすることもでき、これらの状態はフロントカメラ下部に設置された録画確認用LEDで確認する事ができる。
画角を確認したい場合は電源ボタン下にあるWi-Fiボタンを5秒間長押しすることで通信モードにする事ができ、スマホのアプリからカメラと接続して確認する事が可能。2つのボタンは小さ過ぎることもなく、グローブをしたままでも損なわれない操作感の良さがポイントだ。
今や高画質の常套句となっている4K画質なのだが、実際に『Driveman DD-1000』を使って撮影してみると、その解像感に改めて息を呑む。『Driveman DD-1000』の4K撮影は実のところ正確には「4Kアップコンバート技術」での4K記録なのだが、コントラストは残しつつも日差しの強い夏の空でも白飛びすることなく、影になった部分も黒く潰れずに、記録として残る情報量が非常に多い印象を受けた。これは人によっては「眠たい絵柄だ」と思う方もいるかもしれないが、こちらのアイテムはあくまでドライブレコーダーなのである。記録として残る情報量の多さこそが正義であり、万が一の際に心強い味方となってくれるのは間違いないだろう。
この身を守る新しい手段をもっと手軽に
ヘルメットをはじめ、プロテクターやジャケットにブーツなど、この身一つで走るライダーは四輪車に比べて数多くの予防策を講じ、万が一の転倒時に、万が一の追突時に備えているのだ。