■国内での狂犬病ワクチン接種率低下に警鐘
しかしながら、長きに渡って日本国内で狂犬病が発生していないことから、危機意識の低下がみられるようだ。1990年代初頭には100%であった狂犬病ワクチンの接種率が、2000年には8割を下回り、2022年のデータでは7割近くまで下がっているというのだ。
WHOは狂犬病のまん延を防ぐためには、接種率を70%以上に保つ必要があると述べており、日本は危険水準の瀬戸際に立たされている。2024年2月の、狂犬病ワクチン未接種の犬に複数の小学生が噛まれたというニュースも記憶に新しい。
室内飼いであっても散歩中に何が起こるかはわからない。大切な飼い犬や周囲の人のためにも、狂犬病予防法に則って狂犬病のワクチンを接種しておきたい。
(文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2024年7月12日~2024年7月17日
対象:全国10代~60代男女700名 (有効回答数)
提供元・Sirabee
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