リッチなオジサンにとってクルマは道具ではなく趣味のひとつだからこそ、走りを楽しむための一台はこだわりたいもの。環境問題を度返しにすることはせずとも、やっぱり内燃機関を積むクルマには触手を動かされることでしょう。

スポーツカーだからこそ内燃機関の一台にこだわりたい

電動化が加速している自動車業界において、スーパーカーというカテゴリーもまた、ハイブリッド、そしてEVが台頭してきているのは間違いようの無い事実です。これは裏を返せば、スーパーカーというカテゴリーで、今後、純粋なガソリンエンジン搭載車が新たに登場する可能性は、ほぼ無いであろうということ。スポーツカー、スーパーカーは軽量であることこそが正義。これはJ PRIMEが変わらず言い続けていることですが、ハイブリッド化、そしてEV化が進めば、それさえも難しくなることは、火を見るより明らかです。ノンハイブリッドのスーパーカーならではの軽快な走りを、新車で愉しめるチャンスは、すでに残り少ない現状。最後の純粋なガソリンエンジンを選ぶのは、本物の走りを知る、リッチなオジサンだけの特権です。

英国の名門が送り出す、最後の純ガソリンエンジン搭載車となるか?

走りと所有欲を満たすのは、最後!?の純粋な内燃機関の【スーパーカー】
(画像=『JPRIME』より 引用)

1913年の設立以来、英国を代表する高級スポーツカーメーカーとしての歩みを進めてきたアストンマーティン社。J PRIMEの読者ならば、幼少の頃から映画『007シリーズ』のボンドカーとして、多くのDBシリーズが登場していることをご存じの方も少なくないはずです。もちろんモータースポーツでも、1959年のル・マン24時間レースでの優勝を始まり、現在も2021年からアストンマーティンF1としてワークス参戦していることもあり、スーパーカーブランドとしての素地は必要にして十分。今回選出したDB12は、そのアストンマーティン社が追い求め続けたカタチのひとつの完成形と考えて間違いはありません。

「スーパーカーだけが持つハイパフォーマンスだけではなく、高品質であり、何よりもエレガントな美しさを追求するアストンマーティ。さらに極上のラグジュアリーが加味された世界初のスーパーツアラーDB12は、違いが分かるリッチなオジサンにしか乗りこなせない1台です」(編集部)

「アストンマーティンDB12」
全長×全幅×全高:4725mm×2135mm×1295mmv ホイールベース:2805mm
車両重量:1788kg
エンジン:4リッターV8 DOHC 32バルブ ターボ
駆動方式:FR
トランスミッション:8AT
最高出力:680PS(500kW)/6000rpm
最大トルク:800N・m(81.6kgf・m)/2750-6000rpm
価格:¥29,900,000(税込)

Aston Martin(アストンマーティン)