非常に忙しく、とにかく手伝いがほしい状況を「猫の手も借りたい」と表現することがありますが、そんなことわざがぴったりの写真がX(ツイッター)で注目を集めています。

 見るとそこには、白いトラックの後部から垂れている紐を引っ張っている白猫さんの姿が。まるで手慣れた様子で荷台にシートを張るのを手伝っているかのような姿に、思わずほっこり。

 写真を投稿したのは、「ひろせ農園」を経営する「廣瀬 達也」さん。この白猫さんは農園から50mほど離れた林の藪の中をすみかとしている、3匹の白猫親子のお母さんで、3~4か月前からたびたび農園に顔を出すようになり、今ではすっかり仲良しに。半野良半飼育のような形で生活しているようです。

 今回の写真もそんな日常の一コマを撮影したもの。野菜の収穫から戻った廣瀬さんが荷台の後ろから聞こえるガタガタという音に気付き、そっと覗いてみたところ、お母さん猫が紐でじゃれている光景に出くわしました。

お手伝いするニャン 白猫さんが「猫の手を貸す」様子にほっこり
(画像=『おたくま経済新聞』より 引用)
お手伝いするニャン 白猫さんが「猫の手を貸す」様子にほっこり
(画像=『おたくま経済新聞』より 引用)

 お母さん猫がこうした仕草を見せるのは、今回が初めて。慌ててカメラを構えて連射すると、まるでお手伝いをしているようなポーズに見えるではありませんか。これだけ近くで撮影したにも関わらず、警戒する様子を見せていないことからも、お互いの信頼関係がうかがえますね。

 一連の出来事に、「普段から三食おやつ付きで奉仕させていただいているので、そのお返しなのか、ご恩返しなのか、お手伝いをしてくれてるんだね~、といったところですかね」と、廣瀬さん。白猫親子たちとの距離が日々縮まっていることを、とてもうれしく感じているようです。

 なお、写真の撮影後は何度も紐を引っ張っては離してを繰り返し、そのうち飽きたのかいつものようにトラックの下へ潜り込んでゴロゴロ寝ていたとのこと。今回はポーズだけでしたが、今後も良い関係を築いていけば、もしかすると本当にお手伝いしてくれるようになったりして……?

<記事化協力>
廣瀬 達也-ひろせ農園-さん(@hiro_ibo)

(山口弘剛)

提供元・おたくま経済新聞

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