大型家畜の屠畜ができるのが嘱託職員一名だけ。この状態でずっとやっていたというだけでも いかにJAおきなわの人達が異常かわかります。

この人が病気や事故で出社できなくなった時点でセンターが稼働停止するリスクを放置してきたのですから。

挙げ句に目先のコストカットのために待遇を悪くすることを予め伝えておいたら契約更新してくれなかったことで大慌て。

そんな大切な人材を失った管理職をクビにした方がよほどいいでしょう。

屠畜場法では衛生管理責任者をおかなければならないとなっています。(同法第7条)

そして屠畜場法第7条の5は以下のようになっています。

5 次の各号のいずれかに該当する者でなければ、衛生管理責任者となることができない。

一獣医師

二学校教育法(昭和二十二年法律第二十六号)に基づく大学、旧大学令(大正七年勅令第三百八十八号)に基づく大学又は旧専門学校令(明治三十六年勅令第六十一号)に基づく専門学校において獣医学又は畜産学の課程を修めて卒業した者(当該課程を修めて同法に基づく専門職大学の前期課程を修了した者を含む。)

三学校教育法第五十七条に規定する者又は厚生労働省令で定めるところによりこれらの者と同等以上の学力があると認められる者で、と畜場の衛生管理の業務に三年以上従事し、かつ、都道府県又は保健所を設置する市が行う講習会の課程を修了した者 ――

加計学園問題ではっきりしたように獣医師会と文部科学省、農林水産省、厚生労働省の長年にわたる癒着により獣医師不足は長年の課題となっています。

ですから獣医師関係は特に人手不足。

そんな中で「次から待遇を下げるから」なんて言われてはいそれで我慢しますなんてなりませんよ。 雇用条件の良い方に行くという当たり前の判断を取られただけでしょう。

わざわざ昨年の話を取り上げたのはですね。 マスゴミがまた「人手不足倒産がー!」をやり始めたなと思ったからです。