■セロトニンの減少が1つの要因

過ごしやすい気候になってくると、疲れていた胃腸も元気を取り戻したような気がしてくる。1つには、夏バテ気味だった体が調子を取り戻してきたことが食欲の増加につながっていることもあるだろう。

また、満腹感を感じさせ、食欲を抑制する作用がある「セロトニン」の分泌量が減ってくるのも原因の1つだと考えられている。セロトニンは日光に当たることで増えていくため、秋になるにつれ日照時間が減っていくとセロトニンの分泌量が減り、食欲増加に繋がるという。