石破内閣の閣僚人事は19閣僚のうち6閣僚が身内。その他の人選も見ると典型的な論功行賞人事だと言えます。

ただ、あまりにやり過ぎというか、権力貧乏が権力を手に入れると加減ができないというか、そういう印象を受ける人事です。

党内に出来た溝はさらに深くなるだけだと思うのですが、石破と森山幹事長にはそんなことは関係ないのでしょう。

閣僚もろくに身体検査もせずに選んでいるようで法務の牧原秀樹が舌禍の原因をすでに抱えているなど、選挙に向けて見えている炎上材料をどうするのか?そのあたりも考えないで人選したように思います。

さっそく石破茂のお友達人事がマイナスに動いています。

【村上誠一郎総務大臣「論理的におかしいことはおかしい」アベノミクスについて】 石破内閣で総務大臣に就任した村上誠一郎氏は会見で、安倍政権時代の経済政策=アベノミクスについて改めて批判的な姿勢であることを強調しました。

村上誠一郎新総務大臣 「アベノミクスの検証ですけれども、これは公的にいろんな評価があると思います。私はよく批判的な立場と言われるんだけど、論理的に私はおかしいことはおかしいって言うんで、感情的に物を言ったつもりはありません」

村上大臣は就任会見でこのように述べ、アベノミクスに対して改めて批判的な姿勢を示しました。

また、安倍元総理を「国賊」と発言したことについては遺族に謝罪した上で、自民党の役職停止の処分を受けたとし、「終わったものと考えている」と話しました。

その上で、今後は選挙に向けて党内融和を図る考えを示しました。 (2024/10/2 TBS)

安倍晋三を誹謗中傷していた自分の主張を正当化したいのはわかりますが、総務大臣として入閣したのですから、総務大臣としての所管以外については言及を避けるべきでしょう。

アベノミクスは間違っていると円安なども含めて全否定し続けてきたし今でもその言論を間違っていないと続けてしまっているわけです。