■アメリカ・ミシガン州

 興味深いのは、イギリスの少年たちが最初にリトルブルーマンを目撃した9年前の1958年、アメリカのミシガン州で車を運転中に「宇宙服」を着た「青く輝く小さな男」を見たという報告が多数寄せられ、地元の人々の間で大いに話題になる事件があったことだ。

 ほとんどの目撃者は、その男が田舎道の荒野から現れ、すぐに消え去ったと話している。多くの場合、奇妙な青い男の身長はたった60センチほどだったが、背が高かったというケースもあった。ほとんどの目撃者がその男が人間よりも速く走っていたことには同意している。

 しかし、事件は驚きの展開をたどる。なんと警察の捜査の結果、ジェリー・スプレーグ、ドン・ワイス、ルロイ・シュルツという3人の男による悪ふざけであることが判明したのだ。全体を青色の蛍光塗料で塗装し、点滅するライトを付けた衣装を作り、それを着て一帯を徘徊したというのである。

 いたずら好きな3人組は、道端に隠れて車の前に飛び出してはドライバーを驚かせ、待機している車に乗り込んでその場を去るという手口で“犯行”に及んだと白状した。このいたずらは数週間にわたって行われ、そして3人組が白状してからは目撃報告もパタリと止まった。

 こうしたエピソードがあるものの、リトルブルーマンは各地に出現し続け、依然として謎も多い。過去のいたずらでは“青い男”は成人男性の着ぐるみ程度の大きさだが、証言ではきわめて低身長のリトルブルーマンが数多く目撃されている点についても疑問が残る。ともあれ今後の新たなリトルブルーマン目撃報告に引き続き注目していきたい。

提供元・TOCANA

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