■アメリカ・ウィスコンシン州

 ウィスコンシン州の当時22歳の男性は、リトルブルーマンに首を絞められた体験を持つ。

 男性が住んでいた家は“幽霊屋敷”で、異常な足音やドアが自然に開閉するなどのさまざまな超常現象が頻繁に起こっていたという。そして、その中でも最も奇妙な経験は、何度も現れる小さな青い男だったのだ。

「地下の寝室で眠りについた矢先、毛布が足に押し付けられているのを感じて目が覚めました。変だったのは、身体の背面の型をとられているような気がしたことです。私はベッドで起き上がりましたが何も見えませんでした。再び横になって目を閉じたところ、10分もしないうちに再び毛布が足に押し付けられ、突然呼吸が困難になりました」

 そして男性はリトルブルーマンに襲われる。

「目を開けると、私の胸の上にしゃがんでいる小さな青い男が微笑んでいるのが見えました。息ができませんでした。私は拳を握りしめ、彼にパンチを見舞いました。私が彼を殴ると姿が消失し、すぐに部屋のドアが開き、続いて地下室の出入口の大きな重いドアも開きました。その時点で呼吸はずいぶん楽になっていましたが、私は完全に肝を抜かれていました。私はベッドから飛び降り、部屋の照明のスイッチを押し、地下室全体の他の照明もつけましたが、誰もそこにいませんでした。頭がおかしくなったのかと思われたくないので、このことは誰にも言いませんでした。そしてこの後は2階の部屋で眠るようにしました」

 リトルブルーマンと身体接触を伴うケースはきわめてレアだ。男性によると、この後も奇妙な現象は続いたという。