サウス・チャイナ・モーニング・ポスト紙(9月29日付け) 「Shigeru Ishiba a Japanese leader who is willing to engage China」 →ワシントンは石破氏を好まないかもしれないが、北京は違うのではないか。石破氏は保守的な顔ぶれの中では異端児として注目されているが、その理由は日本が米国とより対等で独立した役割を果たすと考えているからだ。彼はまた、中国と対立するよりも、むしろ中国に関与したいと考えている。11月の選挙後にアメリカの大統領になるのが誰であれ、その野心を快く思わないだろう。

10月1日に発足する石破政権が、安全保障を中心に海外メディアが報じたような方向転換を打ち出せるのか。それは、10月27日予定の衆院解散・総選挙に掛かっていることは間違いありません。勝利の女神は、石破氏に2度微笑むのでしょうか?

(カバー写真:首相官邸)

編集部より:この記事は安田佐和子氏のブログ「MY BIG APPLE – NEW YORK –」2024年10月4日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はMY BIG APPLE – NEW YORK –をご覧ください。