皮ごと食べられ、種無し、高糖度という特徴を持つ「シャインマスカット」。そのまま食べても十分おいしいのですが、「炭酸水に漬けるとおいしい」と紹介したのは、JAグループ山形の公式Xアカウント。
投稿によると「噛むたびにしゅわしゅわの果汁が広がるシャインマスカットに」変化するそうで、「今までやらなかったことを後悔する」ほどとのこと。これはやってみるしか!
■ シャインマスカットを炭酸水に丸一日漬けておくだけ
というわけで、早速JAグループ山形の投稿を参考に、必要なものを用意しました。
【材料】
・シャインマスカット……1房
・炭酸水……500ml
・蓋つきの容器……容量1500mlのもの
蓋つきの容器については、家にあったプラ製のものを使用していますが、ガラス製のものなどでももちろん可。大きさに関しても、食べたい量に合わせて変更してかまいません。炭酸が抜けてしまわないよう、しっかりと密閉できるものを用意するとよいでしょう。
作り方もとっても簡単。房から外したシャインマスカットを容器に入れ、炭酸水を注いで蓋をするだけ。あとはこれを丸一日、冷蔵庫で寝かせておけば完成です。筆者の使用したプラ容器では、密閉性がやや心もとなく感じたので、蓋をテープでがちがちに固定しました。うまくいきますように……!
さて一晩明け、冷蔵庫から容器を取り出してみると……あれ、マスカットに全く気泡がついておらず、シュワシュワ感が見られません。ただ冷水に漬かっているだけのような見た目にやや心配が募ります。大丈夫かこれ……。
■ 噛めば噛むほど湧き出るシュワシュワ感 新感覚のスイーツに変化
お皿に取り出してみましたが、見た目にも全く変化があるようには感じられません。「やはり密閉が足りなかったのだろうか……」そんな不安を抱きつつ、一粒つまんで口に運んでみると……。
「なにこれ!めっちゃシュワシュワ!」
そう、実はちゃんと成功していたようで、皮の中にしっかり炭酸が閉じ込められていました。一口目はあまり感じられないのですが、噛めば噛むほどきめの細かい炭酸がじゅわ~と染み出てくるイメージ。シャインマスカット本来の豊かな甘みと相性抜群で、口内にさわやかな風が吹き抜けるような感覚を味わえます。
これは確かに、「今までやらなかったことを後悔する」と言っても差し支えのないレベル。家族4人で食べましたが、小学生の子どもたちにも好評で、1房分があっという間になくなってしまいました。ごちそうさまでした!
スーパーなどで買い求めると、ややお値段高めなシャインマスカットですが、いつもの味に変化を加えたいな……という方にはぜひ試してほしいプチアレンジレシピ。丸一日待つという行程が、より一層おいしさを引き立ててくれるようにも感じます。未体験の方はぜひお試しあれ。
<参考・引用>
【公式】JAグループ山形(@jagroupyamagata)
(山口弘剛)
提供元・おたくま経済新聞
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