1万円台のバイク用車載工具セット「I’ll be back light kit」 & 「I’ll be back tool set」

I’ll be back light kit 1万2900円

I’ll be backの3種類のうち、2種類は工具の入り組みに関しては同一だ。

I’ll be back tool set 9900円

違いはマイクロファイバーの収納布が付属するか否かになる。

I’ll be back kitにも付属する収納布は裏面と表面が別の素材でできており、ソフトに吸着するマジックテープのようになっている。工具をくるむのに非常に具合が良い。

工具を包んでおけば走行振動でガチャガチャ擦れあうこともないし、出先のトラブル時には路面に敷いて外したネジを置いておけば紛失しづらい。

シート下に収納スペースがあるなら収納布で包んでそのまま入れておけば良い。

3種すべてに付属するコンビネーションレンチは10mmなのがポイント!

常に振動にさらされているフェンダーにマウントされているナンバープレート。ボルトが緩んで脱落し、ナンバーを紛失するケースもある。

すべてのI’ll be backには、ナンバーボルトを締めることができる10mmのコンビネーションレンチ(片方がメガネで片方がスパナ)が入る。

バイクのバッテリーにもたいてい10mm頭のボルトが使われている。

写真のレバーは折れていないがイメージとして撮影。

このスパナは長さもちょうど良いので、転倒でレバーが折れてしまった場合にも役立つかもしれない。スパナを折れたレバーの添え木にしてタイラップで縛れば応急処置できるケースもある。

同様にチェンジペダルやリアブレーキが折れた際の添え木にも使えるかもしれない。

“アゴ”に多彩な機能あり!カッター付きプライヤー

プライヤーもメンテナンスでは欠かせないツールだが、3種すべてに入り組まれるDEENのプライヤーはひと味違う。

先端のギザギザが綾目になっているので、咥えて引っ張るときはもちろん、捻るようなときにもしっかりグリップできる。

さらに、アゴの根元の部分にカッターを備えており、タイラップやステンワイヤーなど切断もできるのだ。

ナンバーの片側のボルトが脱落したなんて時はタイラップが便利だが、そんな際も余分をサッと切ることができる。

マフラーのサイレンサーボルトも振動で緩みやすく、気づいたときにはボルトが脱落してそのまま走るのは危険なケースも。熱がかかるのでタイラップではなく、ステンワイヤーを使えば応急処置できる。

ボルトやナットをがっちりホールドするモンキーレンチ

携行する工具の数をなるべく抑えたい場合、アゴの大きさを任意に変えて様々なサイズのボルトやナットに対応できるモンキーレンチは非常に便利である。

しかし、モンキーレンチは構造上アゴにガタが発生しやすく、ボルトやナットの頭をナメやすいこともある。

DEENのモンキーレンチは触れてみればすぐにガタが少ないことがわかる精度の良さだ。

アゴには独自の凹凸が設けられており、ボルトやナットの頭を線ではなく面で押さえることができ、ホールド性が非常に高いのが特徴だ。

ミラーは安全のため、対向車や通行人と接触した時にすぐに緩んで手前に倒れるようになっている。だから、走行振動などで緩むことも多いのだ。そんな時の締め付けにモンキーレンチが重宝する。

使い勝手に優れたスピンナータイプのビットハンドル

I’ll be backのツールセットとライトキットは、ビットセットとソケットの代わりにスピンナータイプのビットハンドルと5つのビットが入り組まれる。

ビットハンドルは首振り式なので、より大きな力を加えたい時にはL字に。早回ししたい時には真っすぐの状態でドライバーのように使うことができる。

マグネットとロック機構によって、ボルトの頭に喰ってビットが抜けてしまうことがない。屋外でビットの紛失リスクを低減できるの心遣いが素晴らしい。

ヘックスビットを装着すれば多くの機種のカウルやスクリーンの脱着もできるだろう。

10mmのコンビネーションレンチと組み合わせれば、ほとんどの機種のレバー交換もできるはずだ。

I’ll be backのツールセットとライトキットにもLEDランプが付属する。小型で明るさも十分だ。