Snapchatも9月17日に複数のAI活用新機能を発表。チャットボット「My AI」アップデートのほか、自分の見た目を将来の姿に変換するAI Lensなどが含まれている。いずれも、同プラットフォームでのコミュニケーションとクリエイティビティの促進を目指したものだ。
同様に、Pinterestも人気のコラージュツールにリミックス機能と共有機能を追加、9月24日に発表している。既存のコラージュ作品をリミックスしたり、別なSNSで動画形式のコラージュを簡単にダウンロード・共有したりできるようになった。クリエイター同士のコラボが促進され、新しいスタイルやアイデアの創出が期待されるという。6月にAIツール導入を発表していたPinterestだが、10月1日に広告主向けにAIおよびキャンペーン自動化機能を新たに追加したばかり。AIと自動化機能が、ターゲティング最適化や予算管理などを支援、ローワーファネルのパフォーマンス改善につなげるほか、キャンペーン企画時間を大幅に短縮し、必要なインプットを50%削減するとのことだ。
以上のような各社の動向からも、AIがテックサービスに深く組み込まれ、ユーザー体験を革新しつつあることは明白だ。言語の壁を越えたコミュニケーションやパーソナライズされたコンテンツ提供など、AI活用はユーザーである消費者のデジタルライフに多大な影響を与えている。
(文・Techable編集部)