なぜここに?
少なくとも3位、4位を走っているはずだが、順位が落ち着いてくると、山内の前にはブリヂストンを履く#65LEON AMG GT3、ヨコハマの#9メルセデスAMG GT3、そしてヨコハマ#87ランボルギーニGT3がいる。さらにトップの#45フェラーリ296、#7BMW M4 GT3、#777アストンマーティンもいて結局7番手というポジションだったのだ。
山内自身も「なんでこのポジション?」と感じたようだが、事実は事実。山内は目の前の#87ランボルギーニGT3を撃破すべくシフトチェンジし猛追した。48周目、山内は#87を捉え5番手に浮上。その後60周目あたりまでは前の#7BMW M4 GT3とほぼ同等のラップタイムで走っているが、63周目にはそのギャップが大きく広がった。タイヤのパフォーマンスが落ちてきている。
最後の10周は一度引き離した#87からの追撃を気にするようにポジションキープへと変わっていった。山内はマシンを労るように、強い負荷がかからないようにしながらポジションをキープし5位フィニッシュを迎えた。
まずまず
レース後、井口は「狙えるポジションからのスタートだったので、悔しい結果です。でもみんなが頑張ってひとつになってようやく出せた結果なので、それは喜んでいいと思います」と。また山内も「悔しさが先に来て。。。不甲斐ないというか。。。でもようやく出せた結果なのでチームのみんなには感謝です。でもトップをとりに行くにはまだまだ、足りないものがありますね」
小澤正弘総監督も「実力を出し切れるレースがようやくできました。5位の結果はとてもいいです。どうしても、こうしたコンディションだと大排気量のマシンにはコーナー立ち上がりで置いて行かれてしまうので、難しいレースでした」
BRZ GT300のドライバーランキングは13位に浮上。チームランキングも17位となり、中盤まで挽回できた。次は10月19日(土)、20日(日)大分県日田市のオートポリスで第7戦3Hoursレースが行われる。ここでもビッグポイントはマスト条件とし劇的なシーズンに期待したい。
提供・AUTO PROVE
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