さらに、2013年1月のコパ・デル・レイで、ロナウドが守備に戻らなかったことにモウリーニョ監督が激怒し、2人は衝突した。ロナウドは「これまで君のためにやってきたことがすべて無駄だったのか?」と反論し、殴り合い寸前にまでなったと報じられている。
最終的に、同年5月にロナウドが試合でゴールを決めた後、モウリーニョ監督に向かって暴言を吐き、「俺はここにいる」とピッチ上で自身の価値を示す行動をとった。この一連の出来事を通じて、当時2人の関係は決裂に向かっていった。
しかし2024年2月、モウリーニョ監督はYouTubeチャンネル『FIVE』でロナウドについて「たとえ5-0で勝っていて休むように言っても、彼は『いや、いや、もう1点取れる!』と言うんだ。彼にモチベーションなんて与える必要はない。野心も与える必要はない。技術も与える必要はない。少し戦術的な調整をして、あとは彼を幸せにしてやればいいんだ」と語っており、現在の関係は良好なようだ。