里芋とよく似た野菜、それが「セレベス」です。
しかし、「セレベス」とはどのような食べ物なのでしょう?
今回は「セレベス」について詳しく解説します。
目次
・「セレベス」とは
・セレベスは東南アジア原産
・セレベスは里芋の一種
・「セレベス」の名前の由来
・「スラウェシ島(セレベス島)」から伝わったのが由来とも
・「アカメイモ」の名前で流通することも
・「タロイモ」の総称をされる事もある
・「セレベス」の旬と保存方法
・セレベスの旬
・常温長期保存には向かないので注意
・まとめ
「セレベス」とは
ここでは「セレベス」とは何か解説します。
セレベスは東南アジア原産
「セレベス」は東南アジア原産のサトイモ科の植物です。
東南アジアでは古くから食されてきた芋の一種で、今でも親しまれている食材です。
特にインドネシアなどの島国で重宝されている食材とされます。
実際に原産国としてはインドネシアが一般的とされ、その他にインドなども原産国とされています。
もしくはその周辺の島々で栽培されているのが「セレベス」となります。
日本には縄文時代に伝わったとされ、現在では日本の千葉県などで栽培されている品種が一般的です。
セレベスは里芋の一種
「セレベス」はサトイモ科に分類されている植物です。
そのことからもわかるように里芋の仲間となります。
和食の定番食材である里芋の仲間ということもあって、日本でも古くから広く栽培されている野菜となっています。
ただ、里芋とは食味や色味に違いがあるのが特徴です。
特に色は里芋が茶色ですが「セレベス」は赤色をしています。
また「セレベス」は親芋も食べられますが、里芋は主に子芋や孫芋も食べるのが特徴です。
その点「セレベス」はまた別のサトイモ科の植物として認識しておくことが必要となるでしょう。